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2018年まとめ
上半期に続いて松崎有理と、そこから創元SF短編賞に注目し、宮内悠介、片瀬二郎、石川宗生、高島雄哉、高山羽根子などを読みました。さらに、8月に読んだ「文学賞メッタ斬り!」の影響で日本ファンタジーノベル大賞にも注目し、「鉄塔 武蔵野線」(銀林みのる)、「後宮小説」(酒見賢一)、「酒仙」(南條竹則)などを読みました。
日本SFでは「海を見る人」「わざわざゾンビを殺す人間なんていない。」(小林泰三)、「ノックス・マシン」(法月綸太郎)、「煙突の上にハイヒール」(小川一水)、「文字渦」(円城塔)、「バルーン・タウンの殺人」「ジェンダー城の虜」(松尾由美)、「華竜の宮」(上田早夕里)、「生ける屍の死」(山口雅也)、「アド・バード」(椎名誠)、「楽園の知恵―あるいはヒステリーの歴史―」(牧野修)など古今の名作を取り混ぜて本格的に読み始めました。また年末に第39回日本SF大賞候補作が発表されたので、年末にその時点で読んでなかった3作(「名もなき王国」「オブジェクタム」「飛ぶ孔雀」)を読んでみました。
ファンタジーも「空色勾玉」(荻原規子)と「図書館の魔女」(高田大介)という2つの名作を読みました。「アラビアの夜の種族」(古川日出男)も買ってはいたのですが時間の関係で読むことが出来なかったので次期に回したいと思います。
読了日:2018/09
この作品は文字を巡る連作短篇集で、題名からもわかるように中島敦の「文字禍」が下敷きにあることは確かですが、長大なテキストファイルの中にある読める文章の島を蛍光文字をもとに探索したり(緑字)、UnicodeのCJK統合漢字領域の変遷を領土戦争に見立てたり本文とフリガナで別の物語を語ってみたり(誤字)、字形でインベーダーゲームをしたり(天書)、字形で横溝正史のパロディをやったり(幻字)、短歌をアナグラムによって別の歌に作り替えたり(かな)、と良い意味で"やりたい放題"な作品です。
これを読んで、少なくても今年(2018年)はもうこれを超える作品には出会わないだろうと確信しました。
読了日:2018/10
いわゆる狭義のハードSFで今の所一番おすすめです。地球規模の地殻変動というテーマでは過去に小松左京が『日本沈没』という超名作を書いていますが、うまく現代にアップデートされており、「魚舟」など独特な生物との関わりも興味深かったです。主題の地球環境と生物進化の他にも、AIや遺伝子改変、サイバー空間、社会制度、民俗学などどこを中心にとってもそれだけで一つ小説が書けるほど内容が詰まっています。著者によるとまだまだ書いていない内容があるようなので今後が楽しみなシリーズです。(現在は短編いくつかと長編の続編1冊が刊行。)
読了日:2018/10
題名には「魔女」とありますが操るのは魔法ではなく言葉であり、ファンタジーというより架空世界の歴史小説でしょう。全てのことが作中で関連しあっており、出てくる事柄も文献・書誌学、言語学、政治学、歴史学、地理学、工学、物理学、農学、医学、…と多岐にわたります。描写が主人公の内面外面に関わらず緻密で、そのためかなり長い作品となっていますがそのことは全く欠点になっていません。SF(特に理屈っぽいハードSF)が好きなら間違いなくハマる作品だと思います。流石「メフィスト賞」だという素晴らしい作品です。
読了日:2018/12
いわゆる(SFではない)一般小説ですが、この作家はスリップストリーム系(伴流文学・変流文学・境界解体文学 by Wikipedia)の作品を多く書いていて、これもその例にもれない作品です。 表題作は赤道上に発生した戦後最大規模の"鼓笛隊"が列島を襲う話。あの日常から非日常に変わるときの高揚感と恐れが見事に書かれています。他にも「覆面社員」「突起型選択装置(ボタン)」「遠距離・恋愛」など面白いアイデアの作品が多く収録されています。SFはこの時すでに読んでいたものの(小松左京とか星新一とか)、最初に彼の作品(たしか『刻まれない明日』でした)を読んだ時はとにかく訳が分からなくて謎の震えが走った思い出があります。今になって思えば、それはまさに"センス・オブ・ワンダー"だったのでしょう。あの時もっと他の作品も読んでおけばよかったと後悔しています。
読了日:2018/07
すぐに注文できるネット書店も良いですが、やはりリアル書店や図書館も良いということを実感した一冊(別の本を探していて一段下の棚にたまたま見つけました)。この書名を見てしまったら、もう読まざるをえません。
90's後半にデーブ・スペクターが「政治的に正しいおとぎ話」を翻訳して出版していますが(ちなみに出版社はDHC(大学翻訳センター))、言われてみればたしかに世の中には政治的に"正しくない"警察小説があふれているようにも感じないこともないような気がしないでもありません。
内容は、普通(正統的)のミステリの「神を殺した男」、著者の本流であるらしい社会派な「秘密の海」と「リビング・ウィル」、ホラー気味な「推定無罪」と「カレーの女神様」、そして最後の「政治的に正しい警察小説」はというと東野圭吾の「超・殺人事件」風味(笑)で予想以上にバカミス(褒めてる)だったバラエティに富んだ短編集です。
普段は社会派ミステリーの長編を書いているようで(私は未読です)、読者のジャンルが異なるせいかWeb上では表題作は他の収録作に比べ評価が低いような気がしましたが、私は気に入りました。
私も「テラ意識高」くなりた……くはないかな、やっぱり。
順位 [1]「政治的に正しい警察小説」 [2]「神を殺した男」 [3]「カレーの女神様」
読了日:2018/12
私がSFにハマった時にはもう遅く、NOVAシリーズの定期刊行が終わっていたので新刊で読むのはこれが初めてで大きな期待を寄せていましたが、それに違わない作品ばかりでした。このアンソロジーで初読みになるのは掲載順に佐藤究、赤野工作、飛浩隆ですが、掲載作品のどれも面白く、中でも書誌学SFの「七十人の翻訳者たち」(小川哲)、一気に相手に放つ台詞の勢いが強烈な「お前のこったからどうせそんなこったろうと思ったよ」(赤野工作)、著者独特の論理に酔う「クラリッサ殺し」(小林泰三)、それに地味に初めての宮部SF「母の法律」(宮部みゆき)が心に残ります。また、佐藤究、高島雄哉、飛浩隆の作品も嫌いじゃないです。
今後はある程度定期的に刊行されるらしいので今から次回作が楽しみです。せめて3年ぐらいは続いてほしいなぁ。
順位 [1]「お前のこったからどうせそんなこったろうと思ったよ」(赤野工作) [2]「七十人の翻訳者たち」(小川哲) [3]「母の法律」(宮部みゆき)
読了日:2018/09
小説を読み始めたころは、作中に手紙の部分が挿入されていたり、ライトノベルなどで文字の大きさが変わっている部分があったりしただけで「この小説は変わってるなぁ」と思ったものですが、この作品はそんなレベルではない、実験的手法によって書かれた"前衛的"な作品のガイドです。
使われている手法も注釈の使い方、リポグラム、メタフィクション、パロディ、人称の問題、読む順番、書籍の形態など様々。主に海外作品について書かれており、SFにみられる手法とも関係する章もある(例えば円城塔は一章分取って取り上げられている)ので、知見を増やすためにも読んでみると面白いと思います。実験小説で一番おすすめは、いまのところ円城塔の『文字渦』。
読了日:2018/08
私は結構小説を読んでいるほうだと自負していましたが、あまり文学賞については興味がなく「直木賞」と「芥川賞」の違いさえもよくわかっていませんでした(あまり受賞作は読んでいなかったこともありますが)。まあ、そういうのは論外だとしても世の中に数ある文学賞、誰にも一つや二つは知らないものがあるのではないかと思われますが、それらのの位置づけと傾向(+代表作)がよくわかる書籍です。巻頭の「よくわかる文学賞MAP」は必見。この書籍の(私の中での)最大の功績は、日本ファンタジーノベル大賞を取り上げていることです。
難点は今読むと情報が少し古いこと。ダ・ヴィンチ(雑誌)の毎年1月号でこのコンビが「メッタ斬り!対談」をしているので、最新作はそこでフォローしましょう。
読了日:2018/12
2018年の星雲賞を受賞していたこともあり読んだ作品。最後(16巻)まで読むのに諸般(主に某書店)の都合で時間がかかってしまいました。
主人公はミステリ作家を目指す女子高生で、全体的にコメディですがところどころミステリありホラーありSFありと楽しく読めました。全作品通して一番好きなエピソードは「学校迷宮案内」です。この作品の最大の特徴は時系列が前後していることで、「廻覧板」も買ったのでいつか時系列順に読んでみようと思っています。
また、アニメにもなっているらしく、調べたら主題歌がシュガー・ベイブの「ダウンタウン」のカバーだったので嬉しくなりました(歌っている坂本真綾も割と好み)。
いわゆる王道の少年漫画はあまり好きじゃないため漫画雑誌は買ってなく、どうしても過去の評価が定まった作品ばかりを読んでますが、現在連載中の埋もれている作品を掘り起こすにはどうすればよいのでしょうか…。
月 | 書名 | 著者名 | 出版社 | 出版年 |
---|---|---|---|---|
7月 | 密室・殺人 | 小林泰三 | 角川書店 | 1998 |
海を見る人 | 小林泰三 | 早川書房 | 2002 | |
日本SF全集・総解説 | 日下三蔵 | 早川書房 | 2007 | |
完全・犯罪 | 小林泰三 | 東京創元社 | 2012 | |
サラダ記念日 | 俵万智 | 河出書房新社 | 1987 | |
代書屋ミクラ | 松崎有理 | 光文社 | 2013 | |
鼻行類 | ハラルト・シュテュンプケ | 博品社 | 1995 | |
シュテュンプケ氏の鼻行類 | カール・D・S・ゲーステ | 博品社 | 1996 | |
代書屋ミクラ すごろく巡礼 | 松崎有理 | 光文社 | 2016 | |
就職相談員蛇足軒の生活と意見 | 松崎有理 | 角川書店 | 2014 | |
政治的に正しい警察小説 | 葉真中顕 | 小学館文庫 | 2017 | |
結晶銀河 年刊日本SF傑作選 | 大森望・日下三蔵(編) | 東京創元社 | 2011 | |
プロジェクト:シャーロック 年刊日本SF傑作選 | 大森望・日下三蔵(編) | 東京創元社 | 2018 | |
星を創る者たち | 谷甲州 | 河出書房新社 | 2013 | |
あとは野となれ大和撫子 | 宮内悠介 | 角川書店 | 2017 | |
盤上の夜 | 宮内悠介 | 東京創元社 | 2012 | |
エクソダス症候群 | 宮内悠介 | 東京創元社 | 2015 | |
宇宙探偵ノーグレイ | 田中啓文 | 河出書房新社 | 2017 | |
特盛!SF翻訳講座 | 大森望 | 研究社 | 2006 | |
バーナード嬢曰く 1 | 施川ユウキ | 一迅社 | 2013 | |
バーナード嬢曰く 2 | 施川ユウキ | 一迅社 | 2015 | |
バーナード嬢曰く 3 | 施川ユウキ | 一迅社 | 2016 | |
ジャック・グラス伝 宇宙的殺人者 | アダム・ロバーツ | 早川書房 | 2017 | |
8月 | ヨハネスブルグの天使たち | 宮内悠介 | 早川書房 | 2013 |
それでも町は廻っている 1 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2006 | |
それでも町は廻っている 2 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2006 | |
それでも町は廻っている 3 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2007 | |
それでも町は廻っている 4 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2008 | |
それでも町は廻っている 5 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2008 | |
それでも町は廻っている 6 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2009 | |
それでも町は廻っている 7 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2010 | |
それでも町は廻っている 8 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2010 | |
それでも町は廻っている 9 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2011 | |
それでも町は廻っている 10 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2012 | |
それでも町は廻っている 11 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2013 | |
それでも町は廻っている 12 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2013 | |
ギルドマ | ますむらひろし | 朝日ソノラマ | 1999 | |
となりの関くん 7 | 森繁拓真 | メディアファクトリー | 2015 | |
となりの関くん 8 | 森繁拓真 | メディアファクトリー | 2015 | |
となりの関くん 9 | 森繁拓真 | メディアファクトリー | 2016 | |
それでも町は廻っている 1 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2006 | |
それでも町は廻っている 2 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2006 | |
それでも町は廻っている 3 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2007 | |
それでも町は廻っている 4 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2008 | |
それでも町は廻っている 5 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2008 | |
それでも町は廻っている 6 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2009 | |
それでも町は廻っている 7 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2010 | |
それでも町は廻っている 8 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2010 | |
それでも町は廻っている 9 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2011 | |
それでも町は廻っている 10 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2012 | |
それでも町は廻っている 11 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2013 | |
それでも町は廻っている 12 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2013 | |
自動人形の城 | 川添愛 | 東京大学出版会 | 2017 | |
永遠のジャック&ベティ | 清水義範 | 講談社 | 1991 | |
文学賞メッタ斬り! | 大森望・豊﨑由美 | 筑摩書房 | 2008 | |
見晴らしのいい密室 | 小林泰三 | 早川書房 | 2013 | |
世界城 | 小林泰三 | 日本経済新聞出版社 | 2015 | |
天空の約束 | 川端裕人 | 集英社 | 2015 | |
彼女がエスパーだったころ | 宮内悠介 | 講談社 | 2016 | |
みずは無間 | 六冬和生 | 早川書房 | 2013 | |
プロジェクトぴあの | 山本弘 | PHP研究所 | 2014 | |
おもしろゲーム実戦本 | 松田道弘 | 講談社 | 1987 | |
今日の早川さん 1 | coco | 早川書房 | 2007 | |
ぼくらの学校戦争 | 宗田理 | 角川書店 | 2011 | |
サムライ・ポテト | 片瀬二郎 | 河出書房新社 | 2014 | |
裏世界ピクニック 1 | 水野英多/宮澤伊織 | スクウェア・エニックス | 2018 | |
現代SF観光局 | 大森望 | 河出書房新社 | 2016 | |
月刊少女野崎くん 1 | 椿いづみ | スクウェア・エニックス | 2012 | |
月刊少女野崎くん 2 | 椿いづみ | スクウェア・エニックス | 2012 | |
月刊少女野崎くん 3 | 椿いづみ | スクウェア・エニックス | 2013 | |
月刊少女野崎くん 4 | 椿いづみ | スクウェア・エニックス | 2014 | |
月刊少女野崎くん 5 | 椿いづみ | スクウェア・エニックス | 2014 | |
月刊少女野崎くん 6 | 椿いづみ | スクウェア・エニックス | 2015 | |
9月 | 宇宙はくりまんじゅうで滅びるか? | 山本弘 | 河出書房新社 | 2007 |
日本SF・幼年期の終り | 早川書房編集部 | 早川書房 | 2007 | |
だがしかし 1 | コトヤマ | 小学館 | 2014 | |
だがしかし 2 | コトヤマ | 小学館 | 2015 | |
だがしかし 3 | コトヤマ | 小学館 | 2015 | |
だがしかし 4 | コトヤマ | 小学館 | 2015 | |
だがしかし 5 | コトヤマ | 小学館 | 2016 | |
薬屋のひとりごと | 日向夏 | 主婦の友社 | 2012 | |
となりの関くん 10 | 森繁拓真 | メディアファクトリー | 2017 | |
だがしかし 6 | コトヤマ | 小学館 | 2016 | |
それでも町は廻っている 13 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2014 | |
それでも町は廻っている 14 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2015 | |
それでも町は廻っている 15 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2016 | |
新版 議事堂の石 | 工藤晃・大森昌衛・牛来正夫・中井均 | 新日本出版社 | 1999 | |
偽装するニッポン 公共施設のディズニーランダゼイション | 中川理 | 彰国社 | 1996 | |
煙突の上にハイヒール | 小川一水 | 光文社 | 2009 | |
変身願望 | 鎌田敏夫 | 祥伝社 | 1996 | |
強いられた変身 | 眉村卓 | 角川書店 | 1988 | |
ノックス・マシン | 法月綸太郎 | 角川書店 | 2015 | |
妙なる技の乙女たち | 小川一水 | ポプラ社 | 2008 | |
半分世界 | 石川宗生 | 東京創元社 | 2018 | |
文字渦 | 円城塔 | 新潮社 | 2018 | |
この経済小説がおもしろい! | 堺憲一 | ダイヤモンド社 | 2010 | |
実験する小説たち 物語るとは別の仕方で | 木原善彦 | 彩流社 | 2017 | |
JSガール Vol.38 | 三栄書房 | 2017 | ||
アルジャーノンに花束を | ダニエル・キイス | 早川書房 | 1979 | |
空色勾玉 | 荻原規子 | 徳間書店 | 2010 | |
日常に侵入する自己啓発 生き方・手帳術・片づけ | 牧野智和 | 勁草書房 | 2015 | |
ファッションフード、あります。 | 畑中三応子 | 紀伊國屋書店 | 2013 | |
きのこ文学大全 | 飯沢耕太郎 | 平凡社 | 2008 | |
現代SF1500冊 乱闘編 1975-1995 | 大森望 | 太田出版 | 2005 | |
現代SF1500冊 回天編 1996-2005 | 大森望 | 太田出版 | 2005 | |
未来製作所 | 太田忠司/田丸雅智/北野勇作/松崎有理/小狐裕介 | 幻冬舎 | 2018 | |
ツヨシしっかりしなさい 1 | 永松潔 | 講談社 | 1986 | |
ツヨシしっかりしなさい 2 | 永松潔 | 講談社 | 1986 | |
ツヨシしっかりしなさい 3 | 永松潔 | 講談社 | 1987 | |
ツヨシしっかりしなさい 4 | 永松潔 | 講談社 | 1987 | |
ツヨシしっかりしなさい 5 | 永松潔 | 講談社 | 1987 | |
ツヨシしっかりしなさい 6 | 永松潔 | 講談社 | 1988 | |
ツヨシしっかりしなさい 7 | 永松潔 | 講談社 | 1988 | |
ツヨシしっかりしなさい 8 | 永松潔 | 講談社 | 1988 | |
ツヨシしっかりしなさい 9 | 永松潔 | 講談社 | 1988 | |
完全な真空 | スタニスワフ・レム | 国書刊行会 | 1989 | |
異体字の世界 | 小池和夫 | 河出書房新社 | 2013 | |
SFのSは、ステキのS | 池澤春菜 | 早川書房 | 2016 | |
鉄塔 武蔵野線 | 銀林みのる | 新潮社 | 1994 | |
恋愛小説ふいんき語り | 麻野一哉・飯田和敏・米光一成 | ポプラ社 | 2007 | |
数学を愛した作家たち | 片野善一郎 | 新潮社 | 2006 | |
ひでおと素子の愛の交換日記 | 新井素子 吾妻ひでお | 角川書店 | 1987 | |
ひでおと素子の愛の交換日記 2 | 新井素子 吾妻ひでお | 角川書店 | 1987 | |
ひでおと素子の愛の交換日記 3 | 新井素子 吾妻ひでお | 角川書店 | 1987 | |
ひでおと素子の愛の交換日記 4 | 新井素子 吾妻ひでお | 角川書店 | 1988 | |
10月 | かめくん | 北野勇作 | 河出書房新社 | 2012 |
文学賞メッタ斬り! リターンズ | 大森望・豊﨑由美 | PARCO出版 | 2006 | |
文学賞メッタ斬り! 2007年版 受賞作はありません編 | 大森望・豊﨑由美 | PARCO出版 | 2007 | |
文学賞メッタ斬り! 2008年版 たいへんよくできました編 | 大森望・豊﨑由美 | PARCO出版 | 2008 | |
文学賞メッタ斬り! ファイナル | 大森望・豊﨑由美 | PARCO出版 | 2012 | |
たったひとつの冴えたやりかた | ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア | 早川書房 | 1987 | |
ペンギン村に陽は落ちて | 高橋源一郎 | 集英社 | 1992 | |
重力アルケミック | 柞刈湯葉 | 星海社 | 2017 | |
昔、火星があった場所 | 北野勇作 | 新潮社 | 1992 | |
バルーン・タウンの殺人 | 松尾由美 | 東京創元社 | 2003 | |
バルーン・タウンの手品師 | 松尾由美 | 東京創元社 | 2004 | |
バルーン・タウンの手毬歌 | 松尾由美 | 東京創元社 | 2005 | |
華竜の宮 | 上田早夕里 | 早川書房 | 2010 | |
今池電波聖ゴミマリア | 町井登志夫 | 角川春樹事務所 | 2001 | |
蒼井葉留の正しい日本語 | 竹岡葉月 | 富士見書房 | 2014 | |
魚舟・獣舟 | 上田早夕里 | 光文社 | 2009 | |
図書館の魔女 1 | 高田大介 | 講談社 | 2016 | |
図書館の魔女 2 | 高田大介 | 講談社 | 2016 | |
図書館の魔女 3 | 高田大介 | 講談社 | 2016 | |
図書館の魔女 4 | 高田大介 | 講談社 | 2016 | |
女子中学生の小さな大発見 | 清邦彦 | 新潮社 | 2002 | |
わざわざゾンビを殺す人間なんていない。 | 小林泰三 | 一迅社 | 2017 | |
今日の早川さん 2 | coco | 早川書房 | 2008 | |
21世紀SF1000 | 大森望 | 早川書房 | 2011 | |
総特集 筒井康隆(文藝別冊) | 河出書房新社編集部 | 河出書房新社 | 2018 | |
高慢と偏見 上 | ジェーン・オースティン | 岩波書店 | 1994 | |
高慢と偏見 下 | ジェーン・オースティン | 岩波書店 | 1994 | |
高慢と偏見とゾンビ | セス・グレアム=スミス/ジェーン・オースティン | 二見書房 | 2010 | |
高慢と偏見、そして殺人 | P・D・ジェイムズ | 早川書房 | 2012 | |
イリヤの空、UFOの夏 その1 | 秋山瑞人 | アスキー・メディアワークス | 2001 | |
イリヤの空、UFOの夏 その2 | 秋山瑞人 | アスキー・メディアワークス | 2001 | |
イリヤの空、UFOの夏 その3 | 秋山瑞人 | アスキー・メディアワークス | 2002 | |
11月 | S-Fマガジン 2018年8月号 | 早川書房 | 2018 | |
S-Fマガジン 2018年10月号 | 早川書房 | 2018 | ||
S-Fマガジン 2018年12月号 | 早川書房 | 2018 | ||
銀河の死なない子供たちへ 上 | 施川ユウキ | 角川書店 | 2017 | |
銀河の死なない子供たちへ 下 | 施川ユウキ | 角川書店 | 2018 | |
イリヤの空、UFOの夏 その4 | 秋山瑞人 | アスキー・メディアワークス | 2003 | |
デトロイト・メタル・シティ 1 | 若杉公徳 | 白泉社 | 2006 | |
デトロイト・メタル・シティ 2 | 若杉公徳 | 白泉社 | 2006 | |
デトロイト・メタル・シティ 3 | 若杉公徳 | 白泉社 | 2007 | |
デトロイト・メタル・シティ 4 | 若杉公徳 | 白泉社 | 2007 | |
異形家の食卓 | 田中啓文 | 集英社 | 2000 | |
百舌鳥魔先生のアトリエ | 小林泰三 | 角川書店 | 2014 | |
生ける屍の死 | 山口雅也 | 東京創元社 | 1996 | |
デトロイト・メタル・シティ 5 | 若杉公徳 | 白泉社 | 2008 | |
虚数 | スタニスワフ・レム | 国書刊行会 | 1998 | |
abさんご | 黒田夏子 | 文藝春秋 | 2013 | |
ランドスケープと夏の定理 | 高島雄哉 | 東京創元社 | 2018 | |
オブ・ザ・ベースボール | 円城塔 | 文藝春秋 | 2008 | |
新入OL気ばたらきマニュアル | 小室しげ子 | 講談社 | 1984 | |
酒仙 | 南條竹則 | 新潮社 | 1993 | |
ブランコ乗りのサン=テグジュペリ | 紅玉いづき | 角川書店 | 2013 | |
沼地のある森を抜けて | 梨木香歩 | 新潮社 | 2005 | |
後宮小説 | 酒見賢一 | 新潮社 | 1993 | |
ユートロニカのこちら側 | 小川哲 | 早川書房 | 2015 | |
去年はいい年になるだろう | 山本弘 | PHP研究所 | 2010 | |
バブリング創世記 | 筒井康隆 | 徳間書店 | 1978 | |
アリスマ王の愛した魔物 | 小川一水 | 早川書房 | 2017 | |
ピピネラ | 松尾由美 | 講談社 | 1996 | |
ジェンダー城の虜 | 松尾由美 | 早川書房 | 1996 | |
M.G.H. 楽園の鏡像 | 三雲岳斗 | 徳間書店 | 2000 | |
うなぎばか | 倉田タカシ | 早川書房 | 2018 | |
トランスヒューマンガンマ線バースト童話集 | 三方行成 | 早川書房 | 2018 | |
絶景本棚 | 本の雑誌編集部 | 本の雑誌社 | 2018 | |
12月 | デトロイト・メタル・シティ 6 | 若杉公徳 | 白泉社 | 2008 |
デトロイト・メタル・シティ 7 | 若杉公徳 | 白泉社 | 2009 | |
配達あかずきん | 大崎梢 | 東京創元社 | 2009 | |
晩夏に捧ぐ | 大崎梢 | 東京創元社 | 2009 | |
サイン会はいかが? | 大崎梢 | 東京創元社 | 2010 | |
平台がおまちかね | 大崎梢 | 東京創元社 | 2011 | |
デトロイト・メタル・シティ 8 | 若杉公徳 | 白泉社 | 2009 | |
デトロイト・メタル・シティ 9 | 若杉公徳 | 白泉社 | 2010 | |
デトロイト・メタル・シティ 10 | 若杉公徳 | 白泉社 | 2010 | |
背表紙は歌う | 大崎梢 | 東京創元社 | 2013 | |
ようこそ授賞式の夕べに | 大崎梢 | 東京創元社 | 2017 | |
動物のお医者さん 1 | 佐々木倫子 | 白泉社 | 1989 | |
動物のお医者さん 2 | 佐々木倫子 | 白泉社 | 1989 | |
動物のお医者さん 3 | 佐々木倫子 | 白泉社 | 1990 | |
動物のお医者さん 4 | 佐々木倫子 | 白泉社 | 1990 | |
動物のお医者さん 5 | 佐々木倫子 | 白泉社 | 1991 | |
動物のお医者さん 6 | 佐々木倫子 | 白泉社 | 1991 | |
同時代ゲーム | 大江健三郎 | 新潮社 | 1979 | |
動物のお医者さん 7 | 佐々木倫子 | 白泉社 | 1992 | |
動物のお医者さん 8 | 佐々木倫子 | 白泉社 | 1992 | |
動物のお医者さん 9 | 佐々木倫子 | 白泉社 | 1993 | |
動物のお医者さん 10 | 佐々木倫子 | 白泉社 | 1993 | |
動物のお医者さん 11 | 佐々木倫子 | 白泉社 | 1994 | |
動物のお医者さん 12 | 佐々木倫子 | 白泉社 | 1994 | |
アド・バード | 椎名誠 | 集英社 | 1997 | |
帰天城の謎 TRICK青春版 | はやみねかおる | 講談社 | 2010 | |
アリスの穴の中で | 上野瞭 | 新潮社 | 1989 | |
ベストセラー本ゲーム化会議 | 麻野一哉・飯田和敏・米光一成 | 原書房 | 2002 | |
ダーク・ジェントリー 全体論的探偵事務所 | ダグラス・アダムス | 河出書房新社 | 2017 | |
宵山万華鏡 | 森見登美彦 | 集英社 | 2012 | |
NOVA 2019年春号 | 大森望(編) | 河出書房新社 | 2018 | |
CITY 1 | あらゐけいいち | 講談社 | 2017 | |
それでも町は廻っている 1 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2006 | |
それでも町は廻っている 2 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2006 | |
それでも町は廻っている 3 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2007 | |
それでも町は廻っている 4 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2008 | |
それでも町は廻っている 5 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2008 | |
それでも町は廻っている 6 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2009 | |
楽園の泉 | アーサー・C・クラーク | 早川書房 | 1980 | |
幼年期の終わり | アーサー・C・クラーク | 早川書房 | 1979 | |
それでも町は廻っている 7 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2010 | |
それでも町は廻っている 8 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2010 | |
それでも町は廻っている 9 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2011 | |
それでも町は廻っている 10 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2012 | |
それでも町は廻っている 11 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2013 | |
それでも町は廻っている 12 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2013 | |
それでも町は廻っている 13 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2014 | |
それでも町は廻っている 14 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2015 | |
それでも町は廻っている 15 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2016 | |
それでも町は廻っている 16 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2017 | |
鼓笛隊の襲来 | 三崎亜記 | 光文社 | 2008 | |
それでも町は廻っている公式ガイドブック 廻覧板 | 石黒正数 | 少年画報社 | 2017 | |
シティーハンター Complete edition 13 | 北条司 | 徳間書店 | 2004 | |
シティーハンター Complete edition 14 | 北条司 | 徳間書店 | 2004 | |
シティーハンター Complete edition 15 | 北条司 | 徳間書店 | 2004 | |
百年泥 | 石井遊佳 | 新潮社 | 2018 | |
ダ・ヴィンチ 2019年1月号 | 角川書店 | 2018 | ||
ハンサムウーマン | 明智抄・大原まり子・小谷真理ほか | ビレッジセンター出版局 | 1998 | |
名もなき王国 | 倉数茂 | ポプラ社 | 2018 | |
うどん キツネつきの | 高山羽根子 | 東京創元社 | 2014 | |
オブジェクタム | 高山羽根子 | 朝日新聞社 | 2018 | |
楽園の知恵―あるいはヒステリーの歴史― | 牧野修 | 早川書房 | 2003 | |
飛ぶ孔雀 | 山尾悠子 | 文藝春秋 | 2018 | |
転生!太宰治 転生して、すみません | 佐藤友哉 | 星海社 | 2018 |