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2019年まとめ
今期は華文SF「三体」に備えて過去の名作や、最新の華文作品を読んでみました。
日本作品では、SF作品はもとより積み残していたATベスト級のファンタジー「本にだって雄と雌があります」「アラビアの夜の種族」「ダブ(エ)ストン街道」に、「現代の寓話」とでも言うべき三崎亜記全作品、文体が好みで「万象」を読んではまった斉藤直子のデビュー作「仮想の騎士」、また古典作品として「夢の器 原民喜 初期幻想傑作集」「羽ばたき 堀辰雄 初期ファンタジー傑作集」「アリス物語」や泉鏡花の作品にも挑戦してみました。
海外作品では「万物理論」「竜のグリオールに絵を描いた男」「Xと云う患者 龍之介幻想」「都市と都市」「闇の左手」などや、アジア圏の作品「郝景芳短篇集」「ディオゲネス変奏曲」や「ヒョンナムオッパへ 韓国フェミニズム小説集」を読みました。
ノンフィクションでは「星新一 一〇〇一話をつくった人」が星新一の生涯を綴った圧巻の内容で年間ベスト級でした。
第39回日本SF大賞の受賞作の予想が的中したことに気を良くして、今年の星雲賞の日本長篇部門と日本短篇部門も予想してみようかと思いましたが、候補作が揃わなかったので諦めました。
来期は7月初めに「三体」、また「NOVA」第一期全10巻が揃ったので順次読んで行きたいと思います。まとめ読みした三崎亜記作品はいつか特集ページを作るかもしれません。
読了日:2019/04
SF作家「星新一」の評伝。日本SF黎明期、特に矢野徹の渡米から、「SFマガジン」の創刊、ハヤカワ・SF・コンテストが開始されるまでの同人との関わりは今まで断片的に触れてきた日本SFの歴史を補完するもので興味深く読めました。また、星新一自身についても、かれの生い立ち、SF作家に限らない意外(?)な交遊関係、そしてその苦悩を初めて知ることができました。
著者の最後の一文が「ノンフィクションとは常に時間との勝負であることを痛感している。」で、確かにこのときが1次資料に触れられる最後の時期だったのだろうと思います。今(2019)書かれたとすると、ここまで踏み込んだ内容ではなく、もっと断片的なものになっていただろうということは想像に難くありません。
読了日:2019/04
「図書館」(三崎亜記)×「赤朽葉家の伝説」(桜庭一樹)な、本が飛び回る一大年代記。ただし、こちらは語り口が関西弁で、地口(ダジャレ)やホラが利いているため大分明るいというか、適度に気が抜けて面白い(戦時中の描写など、シリアスな所もありますが…)。
一番笑った言い回しは、「シャクラゲドン」(P174)や、「私が入れと云うことか。失敬な」(P201-202)という辺り。主人公の祖父のライバル(?)の鶴山釈苦利と、主人公の妻が面白いです。
しかし、まだ私は本棚から勝手に本が増える域には達していませんが(全て把握しているつもり)、よく行く中古書店の棚では勝手に増えている気はします(それは当たり前)。
読了日:2019/05
令和最初の本は今の国際化社会を見据える一冊。
内容は故郷が消滅した主人公が言語学者と知り合いになり、同郷の者を探し歩く物語。故郷が無いという設定は映画「ターミナル」を思い出しますが、作品としては日本沈没の第二部の変奏と言った雰囲気がしました。
テーマは「言語」で、消えてしまった主人公の故郷(これが日本っぽい国)の言葉が重要なキーワードになりますが、店の名前に「フジ」とつけたり主人公の名前をあえてローマ字表記にするなど、「外国から見た日本」を演出することで主人公が行く先々で出会う本来の意味を失った言葉たちを上手く表現しているように感じました。
作者はこの作品の他にも「献灯使」など幻想的な作品を書いているようなので、今後注目したいと思います。
読了日:2019/05
若干メタフィクション気味の異世界転生ファンタジーの構成を借りた言語学の解説書+著者独自の架空言語の習得指南書。通読はしましたが、リパライン語が読めた(理解した)わけではないので本当の意味で読めたとは言えないのが残念です。
私は学校の授業に着いていけず英語は苦手にはなってしまったものの、言語学自体は嫌いではなく、特に方言や人工言語に興味を持っています(方言については松本修の「全国アホ・バカ分布考」が面白いです)。今からでも遅くないからなにか習得しようと数年前からエスペラント語の教科書をめくってはいますが本気にはなっていないため未だに習得はしていません。
「異世界を描くために架空言語を用意するというのはあるあるではあるけど著者はどっちが先なのだろう?」とか、「架空言語を私も考えてみたいが最低何を定義すれば(文法的に)「言語」と言えるのだろう?」とか言語学は興味があるだけに疑問が尽きません。
読了日:2019/05
ホンソメワケベラなどに見られる雌性先熟という戦略をヒトが取っていたとしたら?という仮定を元に姉の死を追うSFかつ学園ミステリの傑作。
非現実的な要素があるミステリといえば松尾由美が思い浮かびますが…とか、特殊な世界観の下での少女だけの舞台という面で言えば「希土類少女」(青柳碧人)も思い浮かびますが(こちらはミステリではありませんが)…とか、と書こうと思っていたが予想以上に本格的なミステリでした。
SFマガジン2019年2月号の百合特集には載っていなかったが、思春期の少女同士の関係性とその終焉がミステリにおける犯人の追及という形をとって書かれており、かなり魅力的な百合SFとしても読める(ような気がします)。
著者は山口雅也の「生ける屍の死」に着想を得たようですが、村上貴史の解説では他にも西澤保彦や柄刀一、ホーガンなどの作品を挙げており特殊設定本格ミステリへの案内へとなっています。
読了日:2019/06
日本ファンタジーノベル大賞受賞作家の電子書籍アンソロジー。正月にKindleを買ったのだが、その理由はこの「万象」を読むためだったりします。
どれも面白かったですが、特に好みの作品は文章のリズムが特徴的だった「リヴァイアさん」(斉藤直子)(まとめ人日記も良かった)と、小説版「帰ってきたヨッパライ」(?)の「よぎりの船」(小田雅久仁)。その他、北野勇作(長篇は作品によって好み(というか読みやすさ)が別れるが短篇は面白かった)、藤田雅矢、山之口洋、沢村凜、森青花、西崎憲、渡辺球の作品も面白かったです。
今年で最後になるらしい「年刊日本SF傑作選」にはここから何か取られるでしょうか?と書いていたら、実際「リヴァイアさん」(斉藤直子)と「東京の鈴木」(西崎憲)が入るようです。
題名に「Kindle版」と付けていますが、これはKindleで読んだことを示すもので、実際には電子書籍でしか出てないので紙の本はありません。この「惑星と口笛ブックス」は西崎憲が主宰する電子書籍レーベルで、他にも日本ファンタジーノベル大賞受賞作家を中心に数多くの新作や過去の作品が出ているので注目しています(斉藤直子の「ゴルコンダ」を買ってみました)。
読了日:2019/06
日本ファンタジーノベル大賞最終候補作を改稿しメフィスト賞を受賞したデビュー作。
内容は、「南米大陸とオーストラリアの間にあるという地上最後の謎の大地「ダブ(エ)ストン」。その呼び方もダブエストン、ダブストン、ダベットン、ダブェストン、ダベーストンと人によって様々。そこに彼女を追ってたどり着いた主人公のケンは全てがあいまいで壁のない迷路のような世界に呆然とする…。」というような感じ。「エルマーの冒険」+「ジム・ボタンの冒険」+「不思議の国のアリス」÷3を大人向けに不条理にしたみたいな作品です。
世界観は思いっきり変だが、読みにくくはなくむしろ読みやすい。人によく何か尋ねられることを「顔にドアが開いている」と表現をしてみたり、他にも見通しを良くするため部屋には四方の壁が無いのに「密室誘拐」と真面目に言ってみたり、中々面白い話でした。
ミステリの文脈でとらえると「世界の謎を解こうとするミステリ」でしょうか?しかし、こう書いてしまったらそれはもうSFだと言っているようなものになってしまいます。
読了日:2019/06
未来(2115年)の時点で(そこから見て)過去に発売された(現在からすれば未来の)低評価ゲームをレビューするという傑作。一応SF者としてはスタニスワフ・レムの「完全なる真空」のゲームレビュー版と言っておきます。
未来の話のはずですが、過去に発売されたゲームを回顧することでノスタルジーあふれる作品になっています。また、レビューの合間に執筆者の思い出や近況が挟まれ、以前紹介されたゲームが再び他のゲームをプレイするために使われたりと、ミステリの伏線的な要素もあります。いわゆる普通の小説ではないですが、ブログという形式を取ることで普段小説を読みなれなくても取っ付きやすいと思います。
著者は去年の時点で名前を聞いてはいましたが、気になり出したのは「NOVA 2019年春号」収録の「お前のこったからどうせそんなこったろうと思ったよ」という短篇を読んでから。ゲームはほとんどしませんが、本作もそれぞれのゲームのイメージが自然に喚起されてとても面白かったです。
元々カクヨムで連載されていたもので現在も読むことが出来ますが、何か事情があるのか途中で更新されなくなっており、Web連載を飛んでしまうと中途半端な気分になるので、そちらよりは電ファミニコゲーマーに掲載されている渡辺浩弐との対談を読んだ方が良いと思います。
月 | 書名 | 著者名 | 出版社 | 出版年 |
---|---|---|---|---|
4月 | 詩羽のいる街 | 山本弘 | 角川書店 | 2011 |
レプリカたちの夜 | 一條次郎 | 新潮社 | 2018 | |
星新一 一〇〇一話をつくった人 | 最相葉月 | 新潮社 | 2007 | |
洞窟で待っていた | 松崎有理 | 岩崎書店 | 2013 | |
パラダイスィー8 | 雪舟えま | 新潮社 | 2017 | |
本にだって雄と雌があります | 小田雅久仁 | 新潮社 | 2015 | |
手を伸ばせ、そしてコマンドを入力しろ | 藤田祥平 | 早川書房 | 2018 | |
20の短編小説 | 小説トリッパー編集部(編) | 朝日新聞出版 | 2016 | |
ユリイカ 2019年3月臨時増刊号 総特集◎魔夜峰央 | 魔夜峰央ほか | 青土社 | 2019 | |
ペンギン・ハイウェイ | 森見登美彦 | 角川書店 | 2010 | |
殺人出産 | 村田沙耶香 | 講談社 | 2016 | |
時砂の王 | 小川一水 | 早川書房 | 2007 | |
安楽椅子探偵アーチー | 松尾由美 | 東京創元社 | 2005 | |
万物理論 | グレッグ・イーガン | 東京創元社 | 2004 | |
全国作家記念館ガイド | 作家記念館研究会 | 山川出版社 | 2009 | |
郝景芳短篇集 | 郝景芳 | 白水社 | 2019 | |
ディオゲネス変奏曲 | 陳浩基 | 早川書房 | 2019 | |
厨師、怪しい鍋と旅をする | 勝山海百合 | 東京創元社 | 2018 | |
私の少女マンガ講義 | 萩尾望都 | 新潮社 | 2018 | |
竜のグリオールに絵を描いた男 | ルーシャス・シェパード | 竹書房 | 2018 | |
流れよわが涙、と孔明は言った | 三方行成 | 早川書房 | 2019 | |
これは学園ラブコメです。 | 草野原々 | 小学館 | 2019 | |
元号裁判 | 佐野洋 | 文藝春秋 | 1989 | |
5月 | 地球にちりばめられて | 多和田葉子 | 講談社 | 2018 |
ヒョンナムオッパへ 韓国フェミニズム小説集 | チョ・ナムジュほか | 白水社 | 2019 | |
ヒト夜の永い夢 | 柴田勝家 | 早川書房 | 2019 | |
〆切本 | 夏目漱石ほか | 左右社 | 2016 | |
〆切本 2 | 森鷗外ほか | 左右社 | 2017 | |
となり町戦争 | 三崎亜記 | 集英社 | 2006 | |
バスジャック | 三崎亜記 | 集英社 | 2008 | |
失われた町 | 三崎亜記 | 集英社 | 2009 | |
鼓笛隊の襲来 | 三崎亜記 | 集英社 | 2011 | |
廃墟建築士 | 三崎亜記 | 集英社 | 2012 | |
刻まれない明日 | 三崎亜記 | 祥伝社 | 2013 | |
コロヨシ!! | 三崎亜記 | 角川書店 | 2011 | |
海に沈んだ町 | 三崎亜記 | 朝日新聞出版 | 2014 | |
決起! コロヨシ!! 2 | 三崎亜記 | 角川書店 | 2015 | |
終舞! コロヨシ!! 3 | 三崎亜記 | 角川書店 | 2015 | |
逆回りのお散歩 | 三崎亜記 | 集英社 | 2015 | |
玉磨き | 三崎亜記 | 幻冬舎 | 2016 | |
ミサキア記のタダシガ記 | 三崎亜記 | 角川書店 | 2013 | |
ターミナルタウン | 三崎亜記 | 文藝春秋 | 2016 | |
本の雑誌2019年1月号 | 本の雑誌編集部 | 本の雑誌社 | 2018 | |
手のひらの幻獣 | 三崎亜記 | 集英社 | 2018 | |
ニセモノの妻 | 三崎亜記 | 新潮社 | 2018 | |
メビウス・ファクトリー | 三崎亜記 | 集英社 | 2016 | |
チェーン・ピープル | 三崎亜記 | 幻冬舎 | 2017 | |
30センチの冒険 | 三崎亜記 | 文藝春秋 | 2018 | |
作りかけの明日 | 三崎亜記 | 祥伝社 | 2018 | |
月刊少女野崎くん 1 | 椿いづみ | スクウェア・エニックス | 2012 | |
月刊少女野崎くん 2 | 椿いづみ | スクウェア・エニックス | 2012 | |
月刊少女野崎くん 3 | 椿いづみ | スクウェア・エニックス | 2013 | |
月刊少女野崎くん 4 | 椿いづみ | スクウェア・エニックス | 2014 | |
月刊少女野崎くん 5 | 椿いづみ | スクウェア・エニックス | 2015 | |
月刊少女野崎くん 6 | 椿いづみ | スクウェア・エニックス | 2015 | |
月刊少女野崎くん 7 | 椿いづみ | スクウェア・エニックス | 2016 | |
月刊少女野崎くん 8 | 椿いづみ | スクウェア・エニックス | 2017 | |
聖☆おにいさん 1 | 中村光 | 講談社 | 2008 | |
聖☆おにいさん 2 | 中村光 | 講談社 | 2008 | |
聖☆おにいさん 3 | 中村光 | 講談社 | 2009 | |
聖☆おにいさん 4 | 中村光 | 講談社 | 2009 | |
聖☆おにいさん 5 | 中村光 | 講談社 | 2010 | |
聖☆おにいさん 6 | 中村光 | 講談社 | 2010 | |
聖☆おにいさん 7 | 中村光 | 講談社 | 2011 | |
聖☆おにいさん 8 | 中村光 | 講談社 | 2012 | |
聖☆おにいさん 9 | 中村光 | 講談社 | 2013 | |
聖☆おにいさん 10 | 中村光 | 講談社 | 2014 | |
ダイバーシティ | 山口一男 | 東洋経済新報社 | 2008 | |
異世界語入門 ~転生したけど日本語が通じなかった~ | Fafs F. Sashimi | 角川書店 | 2018 | |
タイムスリップ・コンビナート | 笙野頼子 | 文藝春秋 | 1994 | |
電報配達人がやってくる | 谷山浩子 | サンリオ | 1989 | |
再就職先は宇宙海賊 | 鷹見一幸 | 早川書房 | 2018 | |
進化論 | 芝田勝茂 | 講談社 | 1997 | |
絹の変容 | 篠田節子 | 集英社 | 1993 | |
Xと云う患者 龍之介幻想 | デイヴィッド・ピース | 文藝春秋 | 2019 | |
奥様はネットワーカ― Wife at Network | 森博嗣 | メディアファクトリー | 2007 | |
病の世紀 | 牧野修 | 角川書店 | 2006 | |
BG、あるいは死せるカイニス | 石持浅海 | 東京創元社 | 2009 | |
博物館のファントム 箕作博士の事件簿 | 伊与原新 | 集英社 | 2016 | |
都市と都市 | チャイナ・ミエヴィル | 早川書房 | 2011 | |
アラビアの夜の種族 I | 古川日出男 | 角川書店 | 2006 | |
アラビアの夜の種族 II | 古川日出男 | 角川書店 | 2006 | |
アラビアの夜の種族 III | 古川日出男 | 角川書店 | 2006 | |
6月 | ボーナス・トラック | 越谷オサム | 東京創元社 | 2010 |
あなたは今、この文章を読んでいる パラフィクションの誕生 | 佐々木敦 | 慶應義塾大学出版会 | 2014 | |
f植物園の巣穴 | 梨木香歩 | 朝日新聞出版 | 2009 | |
まにまに | 西加奈子 | メディアファクトリー | 2015 | |
スタープレイヤー | 恒川光太郎 | 角川書店 | 2017 | |
ショートショートの宝箱 短くて不思議な30の物語 | 光文社文庫編集部(編) | 光文社 | 2017 | |
神は沈黙せず 上 | 山本弘 | 角川書店 | 2006 | |
神は沈黙せず 下 | 山本弘 | 角川書店 | 2006 | |
アリス物語 | ルイス・キャロル/(訳)菊池寛、芥川龍之介 | 真珠書院 | 2014 | |
夢の器 原民喜 初期幻想傑作集 | 原民喜 | 彩流社 | 2018 | |
精霊の木 | 上橋菜穂子 | 偕成社 | 2004 | |
万象(Kindle版) | 北野勇作ほか | 惑星と口笛ブックス | 2018 | |
短篇ベストコレクション 現代の小説2019 | 日本文藝家協会 | 徳間書店 | 2019 | |
高野聖・眉かくしの霊 | 泉鏡花 | 岩波書店 | 1992 | |
草迷宮 | 泉鏡花 | 岩波書店 | 1985 | |
鏡花短篇集 | 泉鏡花 | 岩波書店 | 1987 | |
NOVA+ バベル 書き下ろし日本SFコレクション | 大森望(編) | 河出書房新社 | 2014 | |
名称未設定ファイル | 品田遊 | キノブックス | 2017 | |
青い星まで飛んでいけ | 小川一水 | 早川書房 | 2011 | |
闇の左手 | アーシュラ・K・ル・グィン | 早川書房 | 1977 | |
アンドロメディア | 渡辺浩弐 | 幻冬舎 | 1998 | |
ダブ(エ)ストン街道 | 浅暮三文 | 講談社 | 2003 | |
羽ばたき 堀辰雄 初期ファンタジー傑作集 | 堀辰雄 | 彩流社 | 2017 | |
独白するユニバーサル横メルカトル | 平山夢明 | 光文社 | 2009 | |
ネコマンガ・コレクション 100匹のネコと13人のネコ好きマンガ家 | 杉作ほか | 立東舎 | 2016 | |
旧約聖書のゲーム理論 ゲーム・プレーヤーとしての神 | スティーブン・J.ブラムス | 東洋経済新報社 | 2006 | |
ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム | 赤野工作 | 角川書店 | 2017 | |
仮想の騎士 | 斉藤直子 | 新潮社 | 2000 |
書名 | 著者名 |
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詩羽のいる街 | 山本弘 |
レプリカたちの夜 | 一條次郎 |
星新一 一〇〇一話をつくった人 | 最相葉月 |
本にだって雄と雌があります | 小田雅久仁 |
竜のグリオールに絵を描いた男 | ルーシャス・シェパード |
流れよわが涙、と孔明は言った | 三方行成 |
これは学園ラブコメです。 | 草野原々 |
地球にちりばめられて | 多和田葉子 |
異世界語入門 ~転生したけど日本語が通じなかった~ | Fafs F. Sashimi |
BG、あるいは死せるカイニス | 石持浅海 |
アラビアの夜の種族(I,II,III) | 古川日出男 |
神は沈黙せず(上下) | 山本 弘 |
万象(Kindle版) | 北野勇作ほか |
闇の左手 | アーシュラ・K・ル・グィン |
ダブ(エ)ストン街道 | 浅暮三文 |
ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム | 赤野工作 |
仮想の騎士 | 斉藤直子 |